ドル円、円ドル、言い方はどっち?

外国為替市場では,ドルと円の組み合わせを「ドル/円」「ドル円」と表記します。
アルファベットなら,「USD/JPY」ですね。

これは、前半部分が主軸通貨、後半部分が建値通貨になっていて、主軸がメインということ。
※主軸通貨と基軸通貨は異なります。

つまり、ドルと円の為替レートは「1ドルが何円なのか」で通常は表されます。
※前に記載(USD)している1通貨が、後ろに記載(JPY)している何通貨になるか。

では、圧倒的な基軸通貨である「ドル」が主軸通貨になるのは分かるのですが、ユーロ対してはなぜが「ユーロ/ドル」。
ユーロが主軸通貨の座にいます・・・。

これは歴史的背景だそうで、大英帝国関連通貨を含む他通貨(英国、ユーロ、オーストラリア、ニュージーランド、南アフリカ、香港等)は必ず主軸通貨になるということ。だから、EUR/USD、だったり、AUD/USDと、USDが建値通貨扱いになるんですね。
※歴史的に考えたら、スペイン・ポルトガル⇒オランダ⇒イギリス・フランスへと主権が移っていった、大航海時代と植民地戦争がこんなところにも現れているんですね!

EUR/USDの場合は「1ユーロが何ドルなのか」という表示です。

 

こんな感じで、残念ながら日本は主軸通貨になることはなく、すべて建値通貨扱いです。
「XXX/JPY」以外ありません。でも、覚えやすくていいですねー。

そんな理由から、「円/ドル」「円ドル」「JPY/USD」とするなら,本来は円に基準を置いて,「1円が何ドルなのか」を表さないといけないのですが、慣習上、こちらは使わない。マイノリティです。

順番を決めているのは,あくまでも外国為替市場の慣習なので、ドル円が正しいと思っておいて良いでしょう。

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