金融&教養系資格を取ろう!

住宅ローンアドバイザー 合格体験記

住宅ローンアドバイザー

住宅ローンアドバイザーとは?

一般社団法人金融検定協会が主催・認定する日本の民間資格です。

住宅ローンアドバイザーは、
・多様化する金融商品、特に住宅ローンに特化した知識を持った
アドバイザーを認定する試験です。

昔は略して、HLAといってたんですどね。「Housing Loan Adviser」の略。

この試験を通して、
たくさんある住宅ローン商品を熟知し、わかりやすく説明できるスキルをもったアドバイザー 
を育成することが目的みたいです。
逆にこうなりたい人にはうってつけの資格だということですね~。

実は、住宅ローンアドバイザーと名のつくものあと二つあります。
「住宅金融普及協会」と「全日本不動産協会」です。

目的は金融検定協会と同じですが、まったくの別物です。
私が受けて合格しているのは、金融検定協会の資格です。

住宅ローンアドバイザー 試験概要

「金融検定試験」という大きな枠の中に、
住宅ローンアドバイザー(HLA)が1つの試験としてあります。

他にも事業承継アドバイザー(BSA)や融資審査2級など12程度の試験があって、試験はみんな一緒に受験します。

試験は年に2回。
H25年は、5月19日と11月17日の第3日曜日に開催です。

・試験時間:2時間30分  13:00~15:30
・試験問題:50問 (100点満点)で 60点以上で合格!
  <内訳>  5肢選択  50問×2点 の 100点満点

試験開始して13:00~14:30、試験後半の15:10~15:30は途中退室ができませんでした。
もちろん、テキストの持ち込みは不可です。

住宅ローンアドバイザー 出題範囲

住宅ローンアドバイザーの出題範囲は、大きく4分野に分かれます。

 ・住宅ローン基礎知識  ・・・ 住宅市場、住宅ローン金利 など
 ・コンプライアンス ・・・ 住宅ローンに関わる法律、説明義務 など
 ・住宅取得前のアドバイス ・・・ 適合性の原則、住宅ローンの選択 など
 ・住宅ローン受付から完済までの実務 ・・・ フラット35実務、リフォーム、差し押さえ など

です。

FP技能士で住宅ローン関連の知識があれば、
「住宅ローンの基礎知識」と「住宅取得前のアドバイス」は取り組みやすいですね。

またローン実務している場合は、
「コンプライアンス」と「住宅ローン受付から完済までの実務」が取り組みやすそうです。

オススメ参考書・問題集

オススメというか、
住宅ローンアドバイザーで使えるのは、下記の金融検定協会が出している問題集のみです!

これを繰り返しやっていれば、まず問題なく合格ラインまで持っていけるはず!!。

 住宅ローンアドバイザー認定試験模擬問題集(一般社団法人金融検定協会認定)

住宅ローンアドバイザー(HLA) 受験体験記

住宅ローンアドバイザー受験のきっかけ

いきなり真面目な話で恐縮でございますが・・・。

実は、この受験するきっかけ・理由が、試験合格にとっても大事だと思っています。
これが、将来的な何かとつながっていると、やる気や持続力が強力だと思うからなんですね~。

さてさて、私、管理人の住宅ローンアドバイザー(HLA)受験のきっかけは、

 1.FPとして住宅ローンの相談に乗ることが多々あり、
   住宅ローンの体系的な知識や関連知識を付けておこうと思ったから

 2.FP業務で、モーゲージバンクとして「フラット35」を取り扱うことになり、
   まずは、実務的な内容を少しでも知っておきたかった。
    ※私自身は、貸金業務取扱主任者登録もしています♪

と、めちゃくちゃFP業務直結なわけで。
住宅ローンアドバイザー受験のきっかけとしては、申し分ございません!!

住宅ローンアドバイザー独学勉強法

住宅ローンアドバイザー(HLA)の合格率は約7割。
これより、落とす試験ではなく、受かる試験だということが分かりますねー。

本業でFP業務もやってますし、サイト運営も忙しいですから、独学決定です!

勉強方法は、ただひらすら問題集を解きまくること。

試験実施機関(金融検定協会)が推奨する、
 

 住宅ローンアドバイザー認定試験模擬問題集(一般社団法人金融検定協会認定)
のみを利用しました。(てか、参考書ありません・・・)

しかも、問題集を解いていくと分かります。
 「FP技能士(ライフプランニングと資金計画)」の知識がとっても役に立つと。
なにせ、一巡目の問題集を解いた時点で、50%は正解出来てましたから

FP技能士の知識が無い方は・・・、
  ライフプランニングと資金計画の「住宅ローン」
  タックスプランニングの「不動産と税金」
 ここを少しでも触っておくと良いかもしれませんねー。

 宅地建物取引主任者や貸金業務取扱主任者試験の知識は、あまり役に立ちません・・・。

 管理人は、住宅ローンなどの融資実務には携わっていませんから、
 実務的な問題が解けないという傾向を発見!
 
 ここを潰していけば合格までまっしぐらですし、
 解けない問題=新しく知識が身に付くってことですから、喜ばしいことですね。

 ちなみに、試験開始月の上旬くらいに受験票が届きまして、そこから勉強を開始。
  勉強時間は1ヶ月間(毎日1~2時間、休日3~4時間)もあれば大丈夫かな。

 そんなに難しい試験ではありませんよ。

試験当日と自己採点結果

試験1週間前までに問題集は一巡し、
残り1週間で間違えた問題のみを再復習しようと思ったときに、大問題発生!!

なんと、
 大切な問題集を出張中の飛行機の中に忘れてくるという大失態

残りの一週間は、
 ・フラット35のパンフレット
 ・住宅ローン商品説明書
 ・長期優良住宅や省エネ改修工事等の住宅税制等 (ここらへん苦手で全く正解出来なかった)
を、金融機関や国税庁のHPで調べたりして過ごしました。

 さすがに、問題集をもう一冊買う気にはなれませんでしたね~

試験当日

 試験は午後1時から(受付は12時30分~)始まるので寝坊で遅刻は無いでしょう。
 試験会場には約60人。ほとんどが住宅ローンアドバイザー(HLA)の受験者でした。

 問題は過去問でやってますので驚くことはありませんが、
 計算問題あり、実技問題あり、暗記問題あり と バラエティに富んだ50問です。

 退出が可能になる1時間30分経過後ぱらぱらと退室者が。

 確かに2時間30分もかける試験じゃないよね~。
 と、私管理人も、1時間45分ほどで退室してきましたー。

試験の翌々日

 試験の回答が翌々日(火曜日)の午後1時以降に、金融検定協会のHPに掲載されました。
  (時間ピッタリに掲載)
 
 合格基準は、100点満点60点以上に対し最終的には試験委員会で決定とのことですが、
 自己採点の結果、60点を大幅に超えていたので合格確信です。

得点76点 全国平均点53.8点 合格は60点以上でした。

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