生涯投資家

村上ファンドの村上世彰さんが書いた本。

何のための上場か? という基本的な問いから始まって、

村上さんのポリシー「コーポレートガバナンス」に沿って
・東京スタイル
・ニッポン放送
・阪神鉄道
に、対する取り組みが詳しく書かれています。

専門的な用語としては、
ROE、ROA、IRR、
コーポレートガバナンス、スチュワードシップ・コード、プロキシーファイト
TOB、MBO、資金調達、資金効率、企業価値向上
などなど出てきますが、分からなくても本は読み進めれます。

 

村上さんをTV知ったのは、ニッポン放送に関する問題で2005年頃だったと思います。
当時の私は、金融業界ではなくIT業界にいたので、金融知識はほとんど無く、マスコミに煽られててあまり良い印象は勿体無かったですね。

 

その後FPになり、また、大学院でファイナンスも学んでいる今、
「なるほどーこういう考え方と行動だったのね」と納得できる部分が多かった。

2005年当時、正しい知識を持っていたら、マスコミに煽られず自分なりに良い悪いを判断できたのかもしれない。
どの分野でも、知識が無いと判断はできない。無知が一番怖いです。

 

また、行動力や人脈構築力が高いのは、信念が強くやるべき事が明確だからなのでしょうか。
日本文化圏で、この手の仕事をすると、嫌われたりすることも多かったとは思いますが、個人的には好意的に受け止めました。

 

資産運用に携わるFPや、資産運用に興味のある人は、読んでも損のない一冊かと思います。
読み物としてもとても面白くて、アマゾン評価が高いのも納得です。

生涯投資家」/ 著者:村上世彰 / 出版社:文藝春秋

 

PS.
この出来事を想起させる「ハゲタカ」も面白いですよ。

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