FP技能士2級の前哨戦
DCプランナー3級の受験体験記より引用 >>>
2003年の9月にDCプランナー2級を受けて、こっぱみじんこにやられたので、
そのリベンジを果たそうとしていた。
DCプランナー3級の受験体験記より引用 >>>
そうなんです。DCプランナー2級を受験するというのはリベンジだったです。
でも、それだけだと、受験動機がちょっと弱い。
だって、リベンジってだけで、試験勉強するのはちょっと・・・・辛すぎですから。
で、もう1つ受験動機が欲しいな~、なんて思っていました。
受験動機は多ければ多いほど、挫折する確率が減ります。
そういうこじつけは、実は得意だったりします。(で、自分を奮い立たせてます・・・)
で、今回のこじつけは。
平成18年に受験する、FP技能士2級の前哨戦としよう。
うーん、強引。
でも、分からなくも無いんです。
だって、出題範囲で重なっている部分がとっても多いんですね。
DCプランナーは、大きく4つに分かれています。
1.わが国の年金制度・退職給付金制度
2.確定拠出年金制度
3.投資に関する知識
4.ライフプランニングとリタイアメントプランニング
そのうち、太文字の1.3.4がFP技能士と重なっています。
凄い重なりかたです。
これなら、FP技能士の合格を目指しながら、おまけにDCプランナー2級の資格までゲットできる。
すばらしい、受験動機です♪
DCプランナー資格についての情報を手にいれる
DCプランナー2級は、受験者数5000人程度の、マイナー資格です。
なので、通信教育や学校でも、コースを設けていないことが多いです。
そんななか、資格の学校「TAC」は、DCプランナのコースがあります。
パンフレットも用意されているので、興味のある方は資料請求してみましょう。
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○商工会議所のDCプランナー試験情報
http://www.kentei.ne.jp/dc/
○資格の学校TACです。
http://www.tac-school.co.jp/
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さ、次は利用した問題集と参考書のご紹介です。
参考書・問題集、そして、電卓
使った参考書・問題集
まず、私がお世話になった、参考書と問題集を紹介させて下さい。
[参考書]日商・金財 DC(確定拠出年金)プランナー認定試験2級テキスト
[問題集]DCプランナー2級試験対策問題集〈2004年度版〉
始めの内は、この2冊で頑張っていました。
参考書の方は、A4サイズで薄い(軽い)ので持ち運びにとっても便利で、良く電車の中で見てました。
図が多く、要点を絞って、表で整理されててとっても分かりやすいです。
でも、2002年に出版されてから改訂されていないため、情報が古いんです・・・。
そこは、問題集に書いている内容を見て、参考書を直すということをやっていました。
逆に、覚えてよかったですけどね。
問題集の方は、定番の黄色い本です。
DCプランナーを受験する90%は持っていると思われる、必須問題集ですね。
そして、試験2週間くらい前に購入した、同じくDCプランナーの問題集。
[問題集]DCプランナー2級試験対策問題集 (2005年度版)
こっちは2005年度版ということで、最近の過去問が掲載されています。
この3冊で勉強を進めました。
じぶんが使った電卓
あと、忘れてはいけないのが『電卓』。
自分は、Canonの1000円程度するものを購入しました。
ある程度大きくて、叩きやすいものを選びました。
DCプランナーでは、推定リスクを計算する問題で、平方根(√)の計算があります。
だから、平方根(√)計算機能がある電卓を選びましょう。
自分が購入した電卓。
Canon ミニデスクタイプ12桁電卓商売計算シリーズ LS-121TS
これだと、簿記にも使えるかな~と思って。
YAMADA電気で30分くらい迷ったあげくに購入した一品です。
勉強に時間をかけない
DCプランナー2級での勉強方法
自分の勉強法はいたって単純です。
購入した参考書と問題集に絞ってひたすらやるです。でも、注意していることがあります。
それは、勉強時間を無駄にかけないってことです。
「おいおい、勉強たくさんしないと試験受からないんじゃないの?」
なんて声が聞こえてきそうですが、だらだら勉強しても意味が無いんですね~。
要するに、勉強の質を高めることが重要だと思うんです。
質を高めれば高めるほど、勉強時間を抑えることができます。
なので、目標はなるべく
・毎日○時間やる のではなくて
・毎日○問、問題集を解く。毎日○ページ、参考書を読む。
の方がいいと思います。
かといって、平日15分、休日1時間とかじゃあ、少なすぎてダメですけどね。
勉強の質を高めよう!
では、質を高めるには、どうすればよいでしょうか?
自分は、こう考えます。
・知識を定着させることに注力する。
・理解した分野は勉強を減らし、理解していない分野を集中的に勉強する。
このたった、2つだけです。
そして、知識を定着させるには、
・参考書である程度の知識をつけた後に、問題集をじっくりやる。
→参考書を読んだだけでは、大枠を理解している状態です。(受身状態です)
問題集をやることで、能動的に頭を使うので知識が定着します。
また、試験に合格するために、理解すべきポイントが分かるので効率的に暗記ができます。
・間違った問題には必ずチェックをつけて、翌日、翌々日に再度やる。
→分からない内容を、分かるようにする。これは試験に受かる為の常套手段ですね♪
繰り返りになりますけど、
勉強は時間より質が大切です。効率よく勉強してくださいね~。
受験日まで3週間を切ったら
過去問に取り組もう
受験日まであと3週間を切ったら、すこしやり方を変えました。
それは、試験本番を意識した勉強です。
な~んて、かっこいいことを書いていますが、
単純に過去問に取り組むだけです。注意することは、環境もひっくるめて実施するということ。
つまり、
1.時間は腕時計で確認する。(本番試験では、携帯電話を時計代わりにするのは禁止)
2.電卓をちゃんと用意する。
3.メモ用紙(答案用紙を意識)を用意する。
4.家ではしない。(自分は、いつものサンマルクカフェを利用しました。)
なるべく、疑似体験すること。これが大切だと思います。
DCプランナー2級は、2時間30分という長丁場なので、
このような本番試験形式で勉強するのは、土日の会社が休みの時にやりました。
結果は、
2003年下期 74/100
2004年上期 72/100
2004年下期 82/100
でした。
合格が70点なので、ぎりぎり合格できるかも?でも少ししくじったら不合格切符かな。
効率の良い追い込み勉強法
って、過去問をやるのは合格点が取れるかどうかも大切ですけど、
実は、間違ったところ、苦手な分野、掛かった時間を把握するのが大切なんですよね。
それは、試験までの2週間は効率良く悪あがきする為です!
それをするには、
過去問で間違った内容をチェックして、分析。
自分が苦手な分野を見つけて、それに取り組むことが必要。
試験前は沢山問題をこなして安心しようとしますが、逆効果です。
苦手な分野の問題を厳選して、それに集中的に取り組みましょう。
20/20点取れる分野を勉強したって、点数上がらないですからね。
しかも、そういう分野は2週間勉強しなくたって、16/20点にはならないです。
10/20点しか取れない分野を勉強すれば、16/20点くらいはできますから。
試験に合格するには合格点まで点数を上げること。あたりまえのことなんですけどね。
試験当日の状況は・・・
DC2級 試験前の状況
さあ~、やってきましたDCプランナー2級の試験当日。
なんと、試験前日は会社に休日出勤していました。大丈夫か!
DCプランナー2級の試験開始は朝の10時から。
起きてから3時間は頭が正常に働かないというのは、良く知られたことなので、朝7時起きしました。
せっかくの日曜日なのに朝早くから起きなくてはならんとは。
でも、試験勉強を頑張って、遅刻でアウトだけは避けなくては・・・。
で、無事、試験会場に到着っと。
試験会場に入ると、あたりをキョロキョロと。ふーんなるほど。
・男女非は(8:2)程度
・年齢層は20代~30代が多い
簿記と違って高校生くらいの人はいないし、かといって物凄いお年よりもいませんでした。
みんな、 DCプランナー2級試験対策問題集 (2005年度版) を持っていたのが印象的。
← これ、みんないっぱいもってた。
DCプランナー2級は、マイナー資格です。。。。
DC2級 試験を受けています。。。
さ、試験が始まりました。
DCプランナーの試験時間は2時間30分で50問。
受けた人は分かると思いますが、試験時間は余るほど長いんです。
だから時間に押されるなんてことは皆無、じっくり試験に取り組めます♪
あと、過去に出題された問題も2割程度出てたような気がします。
過去問の勉強は合格するために、必須ですね。
だからみんな、DCプランナー2級の問題集持ってたのかも。
一通り最後まで問題を回答し終わった時間は、11時20分(試験開始から80分経過)。
で、冷静になって見直しを全ての問題にかけます。
主に、不安な回答を熟考。
あと、「間違いを選びなさい、正解を選びなさい」の問題文の読み違いが無いかをチェック。
見直しを終わった時間は、11時50分(試験開始から110分経過)。
これでも、まだ時間があまっているんですからね~。ここで退出。
翌々日に発表された模範解答での自己採点では、
84/100点(70点合格)で、一応、合格圏内。
さあ、正式通知を待ちましょう。
試験結果がやって来た!
試験結果がやってきました。
試験も終わって一ヶ月経ったある日、郵便が到着しました。
自己採点では合格ラインでしたが、実際に合格通知を見ないと安心できないですね~。
で、封筒がやたら太い・・・・。
「合格だったら、太い、不合格だったら、細い?」。まるで、入学試験みたい。
送られてきたのが、合格証書と成績表です。
↑これが合格証書。つまり、合格しました♪
↑これが成績表です。
84/100点(合格!)平均点 71.1点 全国順位 384位/3395位
まずまずの成績でしたね~。
上位約10%に入っている感じです。
まぁ、資格試験は、「合格」か「不合格」かなので、高得点取る必要ないんですけどね。
それにしても、受験者数が3395人って・・・・。
この先、大丈夫なんでしょうか。資格が無くなるなんてことは無いですよね。
こんな、マイナーな資格なんですが、
資格の学校で有名な「TAC」では、教室講座を開いていて、資料請求をすることができます。
確定拠出年金はこれからの年金制度の中心となる制度。
「TAC」は先を見越しているのかもしれませんね。