DCプランナー1級とは?
商工会議所のHPを噛み砕くと
確定拠出年金だけでなく年金制度全般および金融商品、投資等に関する専門的な知識を有し、確定拠出年金の導入や加入者教育、老後の生活設計を行えるレベル
(具体的には、講演会、セミナー等において、講師ができるレベル)
対象者は企業の年金管理者や退職給付コンサルタントということで、かなり高い水準が求められる試験なんですね~。
その分、資格の価値もありそうです。
DCプランナー1級受験データ
DCプランナー1級には受験資格があります。それは、DCプランナー2級に合格していること。
まずはコチラを挑戦しましょう。
→DCプランナー2級受験体験記へ
昔は年に2回試験があったのですが、最近は年に1回。
9月の第3日曜日に開催されています。正式な日程は公式HPにて確認して下さいね~。
DCプランナー1級の試験時間は
基礎編 10:00~12:30 (150分) 四答択一マークシート形式
応用編 13:30~15:30 (120分) 記述式
合計4時間30分の長丁場です。ただ、普通にやれば時間は余ります。
DCプランナー1級の合格基準は
基礎編 50問
応用編 5題
合計200点満点で、7割の140点以上が合格になります。
DCプランナー1級受験料
基礎編、応用編あわせて、10,500円(税込)です。
記述式の採点があるせいなのか?物凄くお高い受験料。簡単に受験するとは言えない・・・。
DCプランナー1級受験体験記
ここからは、自分が感じたDCプランナー1級の感想です。
基礎編では、
A分野(わが国の年金制度・退職給付制度)、
B分野(確定拠出年金)
では基本的なところは、ほぼ出題されない。
年金の制度をすみからすみまで理解してなんとか点が取れるかな~と思いました。
実際、CFPのライフプランニング分野を持っている私でも、
A分野始めの4問で3問間違えてしまいました。。。。(記念受験、記念受験)
受験していて、マニアックで知らねーよそんなの。
って感じですが、それだけに逆に欲しいなと思う資格なんですけどね!
C分野(投資に関する知識)は、少し難しいかなというレベルです。
分散投資、アセットアロケーション、標準偏差(リスク)とリターン、ここらへんの知識は必須です。
応用編は、知識編より簡単かなと思いますが、何せ記述式なので曖昧な知識だとやられてしまいます。
具体的には、次の文は合っているか間違っているか、○、×で答えなさい。
そして、×ならどこが×か書きなさい。 こんな感じです。
応用編はC分野(投資に関する知識)にからむ問題が多いかなと感じています。
計算式も書かされるので、難しい標準偏差を求める公式は必須ですね。
基礎編・応用編、ともに年金分野について「狭く深く」問われるので、難関試験です。
DC(確定拠出年金)の知識が曖昧であれば、
・DCプランナー2級試験の再復習→DCプランナー2級受験体験記
・通信講座を使って知識の整理と定着
をした方が、近道かも! 気合を入れて頑張りましょう!
DCプランナー1級問題集・参考書
DCプランナー3級や2級の問題集ではレベルが違いすぎます。
勉強するときは、必ずDCプランナー1級の参考書・問題集を使って勉強しましょうね~。
(※上記リンクは、自分がが実際に使っているオススメの参考書・問題集です♪)